アユ産卵床造成、親魚放流、人工授精講習会

カテゴリー:活動報告


10月18日(火)、来年の稚鮎遡上を増やすべく、多摩川下流域でアユの産卵床造成、親魚放流、そして初めての試みである「人工授精講習会」を行いました。

当日、漁連傘下の多摩川漁協、奥多摩漁協、秋川漁協、東京都水産課、島しょ農林水産総合センターから総勢40名を超える参加者で、まずは河川清掃、その後重機と人力で河川内を掘り起こし、2か所産卵床を造成し、産卵間近なアユ親魚を雌雄合計で2000尾、2か所の産卵場に放流しました。

その後、人工授精講習会を行い、栃木漁連の加賀専務、栃木県水産試験場の野中様に講師としておいでいただき、実習を行いました。

本日の実習は第一歩です。

今後さまざまな積み重ねを経て、多摩川の産卵を増やし、遡上も増やし、上流部の奥多摩川や秋川で天然遡上アユを実感できるようになればという思いで実施しました。