平成24年度 東京都内水面漁連の活動

カテゴリー:活動報告


 11月23日(金)  11月22日、全国内水面漁業組合連合会主催、河川流域振興活動事業の一環として平成24年度全国事務担当者研修会(熊本県 熊本市)が開催され事務局が参加しました。各都道府県の内水面漁連の事務局を中心に約90名が参加し下記のプログラムで実施。

①「外来生物法の問題点と駆除技術について」
       (独)水産総合研究センター増養殖研究所 内水面研究部 主幹研究員 片野 修氏

②「滋賀県におけるカワウ漁業被害防止の取り組み」
                           滋賀県農政水産部水産課 主任技師 佐野聡哉 氏

③「熊本県球磨川の内水面漁業について」
                           球磨川漁業協同組合 代表理事組合長 大瀬泰介氏

近年、球磨川ではアユ釣りのシーズン中にラフティングが行われ、鮎漁業に深刻な影響が出ている話をされていました。
難しい問題ですがうまく調整が必要と感じました。
JTBによる釣り情報サイト「フィッシングナビcom.]については25年度継続することが確認され当連合会においても積極的に釣り情報を発信したいと思います。

 

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 11月13日(水) 11月12日(火)あきる野市自然休養村「山渓」にて東京都内水面漁連主催の研修会を(傘下組合役職員、東京都水産課、東京都島しょ農林水産総合センタ―より35名参加)を開催しました。内容は
1次期内水面漁業権切替にむけて(内水面漁業の性格、漁場計画素案の説明)
2漁場管理の方策と課題について(漁業権更新後の問題と展望)
3カワウ及び外来魚対策の現状と今後の方針について
4内水面漁業についての意見交換 ~組合員減少対策・今後の運営について
以上水産課及び島しょ農林水産総合センターの担当者より説明をしていただきました。
25年9月の漁業権更新後の漁場管理、及び漁協経営にどのように対処したらよいか今後の課題は多数ありそうです。
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 11月8日(水) 平成24年度江戸前アユ育成事業の一環として、天然遡上アユの産卵場の造成を行いました。実施場所は多摩川漁協砧支部管轄内(東名高速下流)の多摩川で、秋川漁協、奥多摩漁協、多摩川漁協の役職員及び東京都水産課、島しょ農林水産総合センターより約35名の参加で実施しました。
数日前の雨により少し濁りが入り、少し泥がかぶっている状況でしたが、東京都島しょ農林水産総合センター指導の下、河床を掘り起し、江戸前アユの産卵場に適した状態に仕上げました。
今年は昨年と比較すると多摩川は水量が少ない状況にあり、11月に入り産卵場を求めて多数のアユが群れていたそうです。
24年度は多数の遡上アユが確認されたようですが、25年度も期待できそうです。
 
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 10月17日(水) 多摩川 昭和用水堰下にて外来魚駆除事業を行いました。 詳細はこちらです。
 10月2日(火) 昭島市産業サポートスクエア会議室にて平成24年度江戸前アユ検討員会が開催されました。東京都水産課、東京都島しょ農林水産総合センタ-、奥多摩、秋川、多摩川各漁協より15名出席。11月8日(木)東京都内水面漁連として江戸前アユ産卵場の造成を行うことが決定しました。また今年度江戸前アユの遡上状況について島しょ農林水産総合センターより概況の報告がありました。
調布二ヶ領上河原堰の魚道に関して国土交通省で改修が行われ、新たなハーフコーン式の魚道が設置されました。この魚道の状況について多摩川漁協より、一部砂利の堆積により遡上が阻害されている部分があると報告があり、会議終了後現地を視察しました。
不備な点については東京都内水面漁連として国交省に改善の要求を行う場合もあると思います。
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 9月6日(木) 9月6日第57回内水面漁業中央ブロック大会(茨城県内水面漁連開催担当)が茨城県大洗町において開催され、東京都内水面漁連からは12名が参加しました。全内漁連の大越専務理事より第56回内水面漁業中央ブロック大会採択議案の処理報告の後、議案審議に入り下記議案が承認されました。
第1号議案 福島第一原子力発電所事故に伴う速やかな対応と内水面漁業への賠            償について(群馬・栃木県)
第2号議案 ウナギの資源回復について(千葉県)
第3号議案 外来所とカワウ等害鳥に対する行政責任について(長野県)
第4号議案 内水面漁場における遊漁料納付の義務化について(茨城県)
第5号議案 第55回全国内水面漁業振興大会提出議案について
なお、歴史ある中央ブロック大会ですが諸般の事情で今回を持ちまして終了することになりました。内水面の諸問題につきましては今までと同様に中央ブロック協議会の中で検討し、全国大会にあげることになります。
 

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 6月12日(火)  全国内水面漁連のある港区三会堂ビルにて午後1時30分より、平成24年度補助事業に係る中央ブロック協議会および内水面漁業中央ブロック協議会漁連会長会議が開催され、全内桜井会長以下20名が出席。東京内水面漁連より会長、事務局が出席し、平成24年度の補助事業について、東京都内水面漁連で実施した簡易魚道の設置等の報告を行いました。第57回中央ブロック大会につきましては9月6日(木)茨城県大洗町にて開催予定です。歴史ある中央ブロック大会ですが、残念ながら今回(茨城県内水面漁連担当)の開催をもちまして終了となります。(画像クリックで拡大します。)  
 5月15日(火)  5月15日東京都農林水産総合センターによる簡易魚道設置(日野用水堰)に東京都内水面漁連として参加しました。 詳細はこちらです
 3月28日(水)   平成24年3月27日(火) 第60回東京都内水面漁業協同組合連合会通常総会が開催され(於 あきる野市 自然休養村 「山渓」)下記の議案が承認されました。

第1号議案 平成23年度歳入歳出決算及び利益剰余金処分案
第2号議案 平成24年度事業計画案
第3号議案 平成24年度賦課金徴収金額案
第4号議案 平成24年度収支目論見書案
第5号議案 平成24年度一時借入金最高限度額及び取引先金融機関指定案
第6号議案 役員改選について
本年度は役員改選期にあたり代表理事会長には福島会長が再選されました。
現在7会員(組合)ですが、各組合経営状況が苦しい中、組合相互間の協力を行い、内水面漁連として今後、行政側にも支援を要請することを確認しました。
 

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 2月2日(木) 2月2日 全国内水面漁連主催 平成23年度河川流域振興活動実践事業に係る中央ブロック会議(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野各漁連関東甲信越10都県事務局参加)、が情報交換も兼ねて千葉県勝浦市で開催され、今回は全内理事補欠選任に伴う、推薦委員2名を選出する関係で会長及び事務局が出席しました。中央地区推薦委員選出協議会終了後、各県における河川流域振興活動実践事業、緊急・広域外来魚等対策事業実施状況を各県から発表があり、全国内水面漁連より漁協の運営強化の面からホームページ活用等、情報発信の重要性について話を伺いました。カワウ対策について、東京都では追払いを中心に行っていますが、各県の話を聞くと徹底的な駆除が必要ではないかと感じました。また中央ブロック大会は茨城県内水面漁連担当で9月6日に茨城県大洗町で開催予定です。  

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1月7日(金) 謹賀新年、本年もよろしくお願いいたします。1月6日、正副会長はじめ秋川、奥多摩漁協の役職員で都庁水産課を訪問し24年度の事業に関して協議しました。
年間スケジュールの確認を中心に、東京湾天然遡上江戸前アユについては2月に会議を開催し、簡易魚道の設置も含め、内水面漁協の資源として活用できるように具体的に協議をする予定です。
また水協法に照らし合わせた、各組合の定款等の内容に対して、今後、担当者より指導を受ける予定にもなっています。
25年度は10年に一度の漁業権の更新の年であり、24年度中に概要を決定する必要があり、内水面における漁業組合は厳しい経営環境の中で、忙しい1年となりそうです。

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