平成21年度 東京都内水面漁連の活動

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11/8  全国内水面漁業組合連合会主催、河川流域振興活動事業の一環として平成21年度全国事務担当者研修会(秋田県 男鹿市)が開催され事務局が参加しました。各都道府県の内水面漁連の事務局を中心に約80名が参加。
①「里山・里海から考える日本の漁業」国連大学高等研究所 いしかわ・かなざわオペレーティング・ユ ニット所長 あん・まくどなるど氏 (画像クリックで拡大します。)
②「アユを育てる川仕事」 
たかはし河川生物調査事務所 代表 高橋勇夫氏
③「カワウ漁業被害防止の取り組み~餌場での追い払いとコロニー管理」
山梨県水産技術センター 研究員 坪井潤一氏
④「秋田県における外来魚駆除の取り組み」 
秋田県農林水産部 参事 杉山秀樹氏
以上4名の先生方の講演を受け、懇親会においては各県情報を交換しました。
10/30  10月28日 全国内水面漁連主催 平成21年度河川流域振興活動実践事業に係る中央ブロック会議(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野各漁連関東甲信越10都県事務局参加)が神奈川県湯河原町にて開催され、事務局が出席しました。現在内水面漁業を取り巻く問題について各県より報告、情報の交換を行いました。(画像クリックで拡大します。)
 10/22   10月22日岡山県岡山市民会館にて第52回全国内水面漁業振興大会(主催 全国内水面漁連)が行われ、約650名の内水面漁業関係者が集まりました。東京都内水面漁連からは会長、事務局名が参加しました。
議案の1 内水面漁場環境の再生に関する件
議案の2 河川・湖沼へ釣り人を呼びよせる件
議案の3 カワウ対策に関する件
議案の4 コイヘルペスウィルス病の全国におけるまん延実態の調査について
議案の5 特定外来魚の駆除へ向けた法整備(キャッチアンドリリースの禁止)について
議案の6 内水面漁業の予算強化拡充について
以上の議案が採択されました。(画像クリックで拡大します。)
 9/19   9月17日第54回内水面漁業中央ブロック大会(群馬県漁連 開催担当)が群馬県みなかみ町において開催され、東京都内水面漁連からは7名が参加しました。全内漁連の橋本専務理事より第53回内水面漁業中央ブロック大会採択議案の処理報告の後、議案審議に入り下記議案が承認されました。
第1号議案 カワウ食害防止対策組織の拡充強化について
第2号議案 遊漁対策の再構築について
第3号議案 コイヘルペスウイルス病におけるまん延実態の調査について
第4号議案 魚類等の遡上・降下環境を配慮した農業用頭首工等の更新について
第5号議案 第52回内水面漁業振興大会提出議案について
第6号議案 第55回内水面中央ブロック大会開催当番県について
なお、22年度は山梨県漁連が開催担当です。(画像クリックで拡大します。)
 9/8 全国内水面漁連を訪問後、東京都島しょ農林水産総合センターに伺い、放流用種苗の安定供給、天然遡上江戸前アユ状況の把握及び、汲み上げに対する効果的な指導等の要望書を所長に提出、その後東京都水産課で漁業調整係担当者と今後の具体的なカワウ対策、22年度江戸前アユ事業に対する打ち合わせを行いました。(画像は都庁水産課にて、画像クリックで拡大します。)
 9/8 東京都におけるアユ漁業も終期となりつつありますが、22年度にむけて傘下漁協はいろいろ多忙を極めております。組合員の老齢化、補助金の削減等内水面漁業を取り巻く環境は日増しに厳しい状況ですが、9月8日(火)福島会長、井草副会長、秋川漁協宮崎参事とともに港区赤坂の全国内水面漁連を訪問、桜井会長と面談し、東京都における内水面漁業の現状を訴え、改善を要望しました。橋本専務には全国における内水面漁業の現状(組合員の減少、補助事業、今後の課題)の説明を受け、これを参考に東京都内水面漁連として22年度の事業に取り組む予定です。(画像クリックで拡大します。)
 5/25  高崎市にて午後1時より、平成21年度補助事業に係る中央ブロック協議会および内水面漁業中央ブロック協議会漁連会長会議が開催され、桜井会長以下26名が出席。東京内水面漁連より会長、事務局が出席しました。10都県連より河川流域振興活動事業、緊急・広域外来魚対策事業の計画を発表。引き続いて行われた会長会議では第54回中央ブロック大会の提出議案等が審議されました。
画像クリックで拡大します。
 5/16 昨日実施されました二ケ領上河原堰におけるアユ汲み上げの様子を報告いたします。汲み上げアユの総数は約1000尾位とおもわれますが、昨年と比較すると大きな収穫がありました。  こちらです。
 5/13  東京湾天然遡上アユ(江戸前アユ)の状況につきましては島しょ農林水産総合センターのホームページよりご覧いただけると思いますが、不備な魚道のために遡上できず、堰下に滞留したアユが多数確認されている状況である二ケ領上河原堰左岸側において、アユの汲み上げを5月15日(金)に行う予定となりました。実施方法としては定置網に追い込んだアユをタモ網ですくい、バケツに移し、バケツリレーで堰上に運び放流する計画です。数回ごとにバケツのアの数を計測し、運搬回数から汲上数を算出。東京都内水面漁連傘下漁協(秋川、奥多摩、多摩川漁協約30名参加予定)
昨年は思うように捕獲できませんでしたが今回は?状況は後日掲載予定です。
4/28 江戸前アユの遡上状況は東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室からの速報をお伝えしていますが、定置網にはいった遡上アユを数回にわたり、再び下流6km地点で標識放流(脂ヒレ削除)をおこなって再捕率を調査し5.2パーセントの再捕率と報告いただいております。 定置網の様子は
こちらです。
4/10 平成21年度江戸前アユ事業検討委員会(福島会長以下10名で構成)が秋川漁協 小庄池会議室で開催されました。昨年は試験捕獲を含め2回採捕を試みましたが思うように獲れず、昨年の反省を踏まえ、5月連休明けより調査を行い、5月中旬実施予定です。 こちらです。
4/3 東京都島しょ農林水産総合センターより東京湾天然遡上アユの状況を掲載しました。また近々に江戸前アユ事業検討委員会を開催予定です。 こちらです。
 3/25  平成21年度東京都内水面漁業協同組合連合会通常総会が開催されました。全会員(7会員)18名が出席し、東京都水産課果から担当者2名が出席。21年度の事業計画等が承認されました。昨年同様採捕した稚アユの蓄養は実地せず、不備な魚道の堰下に滞留した江戸前アユの上流域への汲み上げを行い、状況によっては多摩川、秋川、奥多摩漁協管轄内に放流を行う予定です。  こちらです。
1/12 新年明けましておめでとうございます。1月9日(金)福島会長、事務局が都庁水産課を新年のあいさつに訪問しました。内水面漁業における厳しい状況は続いていますが、行政の協力を水産課長に重ねてお願いしました。1月下旬には江戸前アユ事業委員会を開催予定。またカワウ追い払い今年も予定しています。追って掲載予定です。